Dullsville Trick

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はじめに

このコンテンツでは私の好きなアーティストを、プロフィール・特にお気に入りのアルバム紹介などを交え
かなりの私的目線で語っていこうじゃないか!という企画です。
基本的にはヨーロッパの音楽が好きなので、そちら方面に偏ると思います(^^;)

U2(ユーツー)

プロフィール

アイルランド出身のロックバンド。メンバーは
Bono(ボノ):Vocals・Guitar
The Edge(ジ・エッジ):Guitar・Keyboard・Vocals
Adam Clayton(アダム・クレイトン):Bass
Larry Mullen(ラリー・マーレン・ジュニア):Drums・Percussion
の4人から構成されている。

社会問題や宗教観、愛の尊さなどの表現を取り入れた曲が数多い。
政治的影響力も大きく、アフリカ支援や、エイズ問題にも積極的に取り組んでいる模様。
アルバムの総売り上げは1億7千万枚を超える。まさにモンスターバンドだ。
1980年〜2008年現在に至り活動中。
ライブパフォーマンスも素晴らしく、ショービジネスとして多くの成功を収めている。
常に新たなアイデアを追い続ける彼らの音楽スタイルは、今なお進化し続けている。

アルバム紹介

All Taht You Can't Leave Behind
  • 01. Beautiful Day
  • 02. Stuck In A Moment You Cna't Get Out Of
  • 03. Elevation
  • 04. Walk On
  • 05. Kite
  • 06. In A Little While
  • 07. Wild Honey
  • 08. Peace On Earth
  • 09. When I Look At The World
  • 10. New York
  • 11. Grace
  • 12. The Ground Beneath Her Feet[*]

彼らの通算10枚目となるスタジオアルバム。
2000年リリース。
1990年代、U2が試行錯誤的に音楽の方向性を変化させた中、原点回帰をたどるアルバムとなった。 グラミー賞において、多数の部門を受賞している。

01.Beautiful DayはまさにU2サウンドのど真ん中だと思います。 壮大な世界を感じさせてくれるような1曲です。

02.Stuck In A Moment〜はボノが自殺してしまった親友へ捧げた曲。 この曲は特に歌詞がすばらしいと感じる。聴くたびに、前向きに生きようと思わせられます。

04.Walk Onは自宅軟禁中のアウンサンスーチーさんを励ますために書かれた曲。 アルバムタイトル(日:置いてはいけない全てのもの)も、この曲の歌詞からきている。

09. When I Look At The Worldではボノのソウルフルな歌声が特に印象に残ります。 曲後半の"I Can't Wait〜"ってところが特に。


その他の曲を含めても全体にすばらしい曲が揃っており、 聴いたあと素直な気持ちになれる、そんな1枚だと思います。
私がとても尊敬しているU2の一番お気に入りのアルバムです。

[*]日本版ボーナストラック

The Cardigans (カーディガンズ)

プロフィール

スウェーデンのオルタナティブロックバンド。メンバーは
Nina Persson(ニーナ・パーション):Vocals
Peter Svensson(ピーター・スヴェンソン):Guitar
Bengt Lagerberg(ベングド・ラガーバーグ):Drums
Magnus Sveningsson(マグナス・スヴェニングソン):Bass
Lasse Johansson(ラッセ・ヨハンソン):Keyboard・Acoustic guitar
の5人で構成されている。

スウェディッシュポップブームの火付け役ともいえるバンド。
どこか懐かしさを感じさせる音楽とニーナの甘い歌声が魅力的だ。
活動初期は60年代アコースティック風のスタイルだったが、
98年発表のアルバムGran Turismo以降音楽性が一転している。

アルバム紹介

First Band On The Moon
  • 01.Your New Cuckoo
  • 02.Been It
  • 03.Heart Breaker
  • 04.Happy Meal U
  • 05.Never Recover
  • 06.Step On Me
  • 07.Lovefool
  • 08.Losers
  • 09.Iron Man
  • 10.Gread Drive
  • 11.Choke
  • 12.Country Hell[*]
  • 13.Blah Blah Blah[*]

The Cardigansのサードアルバム。1996年リリース。
ロミオ+ジュリエットにも収録された『Lovefool』が世界中でヒットする。

01.Your New Cuckooは軽快なギターのリフ、疾走感がかっこいい1曲。 アルバムの最初でいきなり引き込ませてくれます。

07.Lovefoolはサビの部分のニーナの歌声がものすごく可愛い。 世界中でヒットしたのも頷けます。

09.Iron ManはBlack Sabbathのカバー。 原曲とはかなり違い、全くのオリジナルといってもいいくらいに、Cardigansカラーに仕上がっている。

13.Blah Blah Blahは変則の曲調が初めて聴いたとき、とても印象に残りました。 歌詞も普段のくだらない会話をテーマにしていて面白い。


軽快な感じとちょっと憂鬱な雰囲気とを併せ持っていて、 最初の頃のカーディガンズ"らしさ"が表現されているアルバムだと思います。

[*]日本版ボーナストラック

Cloudberry Jam (クラウドベリー ジャム)

プロフィール

スウェーデン出身のロックバンド。メンバーは
Jennie Madin(ジェニー・メイデン):Lead Vocals・Tambourine
Jorgen Warnstrom(ヨルゲン・ワーンストロム):Guiter・Bass・Backing Vocals
Henrik Sundqvist(ヘンリク・サンドゥキヴィスト):
の3人で構成されている。(2004年〜現在のメンバー)Hammond Organ・Piano・Synthesizers・Backing Vocals

元は高校生の同級生5人の学生バンドだったようだ。
1st、2ndアルバムが日本でヒットし、スウェディッシュポップブームをリードする存在になった。
軽快なサウンドと、女性ボーカルにかかわらず、中低域の利いたジェニーの歌声が このバンドの中核をなしていると感じる。
順調にセールスを伸ばし活動を行っていたが、学業に専念するため、 1998年に悩みぬいた結果解散という形を取ったようだ。

それから5年後の2004年、当時のメンバーJennie・Jorgen・Henrikの3人編成で再結成し、 復帰作『movin' on up』をリリース。〜2008年現在も活動中。
日本人アーティストへの楽曲提供もしているようだ。

アルバム紹介

right here,right now
  • 01. I take you where you wanna go
  • 02. So happy
  • 03. I sit a while considering
  • 04. Signs from times of brokenhearts
  • 05. My ever changing moods
  • 06. Beauty of your smile
  • 07. No one else to blame
  • 08. United
  • 09. Mesmerized
  • 10. My tears
  • 11. Coming back
  • 12. At the arena(the end)

彼らの復帰後3作目となるアルバム。
2006年リリース。

01. I take you wanna goはアップテンポとグルーブ感がとてもいい感じ。 ベースラインがとても気に入っています。

04. Signs from times of brokenheartsは音楽の軽快さとは裏腹に別れ際の切ない気持ちが歌詞に現れていて、 私がこのアルバムの中で一番気に入っている1曲です。

05. My ever changing moodsはPaul Wellerのカバーソング。 Jennieの声が結構マッチしていると思います。

10. My tearsもとても素晴らしい曲です。 単なる恋愛感情の歌というわけではなく哀愁も入り混じり、切ない歌詞に心打たれます。


復帰後の作品は以前にも増し、ポップな要素が強くなっていたように感じたけれども、 この作品は単純にポップなだけではなく、 キャリアを重ねてきたバンドの成長・深みを醸し出しているんじゃないかなって思います。

Kura Shaker (クーラ シェイカー)

プロフィール

イギリス・ロンドン出身のロックバンド。現在のメンバーは
Crispian Mills(クリスピアン・ミルズ):Vocals・Guitar
Alonza Bevan(アロンザ・ベヴァン):Bass・Piano
Paul Winterhart(ポール・ウインターハート):Drums
Harry Broadbent(ハリー・ブロードベント):Organ・Keyboard
の4人構成。

90年代ブリットポップ・ブームで活躍した数ある中のバンド。
音楽的には60年代のスタンダードなロックサウンド+インド音楽といった感じ。
1999年に解散したが、その後2005年に再結成して現在も活動中。
仏教やインド宗教の影響を受けているようで、独特の音楽感性が伺えるバンド。
他のブリットポップ・バンドとはまた違ったベクトルでなかなか味があると思います。

元メンバーのJay Darlington(ジェイ・ダーリントン):Organは、
バンド解散後2002年からOasisのキーボードとして活動している。
因みにバンド名は9世紀のインドの皇帝からきているらしい。

アルバム紹介

Peasants, Pigs and Astronauts
  • 01.Great Hosannah
  • 02.Mystical Machine Gun
  • 03.S.O.S
  • 04.Radhe Radhe
  • 05.I'm Still Here
  • 06.Shower Your Love
  • 07.108 Battles(Of the Mind)
  • 08.Sound of Drums
  • 09.Timeworm
  • 10.Last Farewell
  • 11.Golden Avatar
  • 12.Namami Nanda-Nandana

1999年リリースの2ndアルバム。
初期のカッティングを多用したギターで疾走するハードなスタイルとは打って変わって、 インド音楽の要素をたっぷりと盛り込んだサイケデリックでディープなサウンドのアルバム。

まずは先頭曲のGreat Hosannah。ギターのリフが乗ってくるところがすばらしくカッコいい。 メロディアスなクリスピアンの歌声が見事にマッチしている。

6曲目のShower Your Loveもかなりの名曲だと思います。 サウンドの広がり方や楽器の音色がとても華やかで美しいです。

そのほかに私がおすすめするのは、02.Mystical Machine Gun、07.108 Battles(Of the Mind)、 08.Sound of Drumsなどといったところ。


初期のハードな感じが少し薄れて賛否両論のアルバムのようですが、 個人的な感想としては、聴くたびに味わいが出てくるなんだか癖になる作品です。
まさに東洋哲学と西洋ロックの融合。

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